外壁塗装でよくある失敗7選|塗ってから後悔しないために職人が伝えたいこと
2026/09/26
外壁塗装を考え始めて、業者を調べたり見積もりを取ったりすると、
思っていた以上に分からないことが出てきます。
「見積もりの金額が会社によって全然違う」
「シリコン、フッ素、無機……結局どれがいいの?」
「3回塗りなら安心なの?」
「保証10年と書いてあれば大丈夫?」
こうした疑問を持つのは当然です。
外壁塗装は、一般の方にとって何度も経験する工事ではありません。
しかも工事が終わってしまえば、下地処理や下塗りなど途中の工程は見えなくなります。
完成直後はきれいでも、その家の状態に合わせて、塗る前に何をしたのかまでは
外から見ただけでは分かりません。
私たち株式会社LONT(ロント)は、日頃から実際に建物を確認し、外壁や屋根の塗装工事を行っています。
そこで今回は、施工する職人側の目線から、
「外壁塗装で後悔しないために、契約前に知っておいてほしい7つのこと」をお伝えします。
特定の業者を否定したり、不安をあおったりするための記事ではありません。
これから外壁塗装を検討する方が、見積書や業者の説明を自分自身で判断するための材料として参考にしてください。
外壁塗装の「失敗」は完成した日に分かるとは限りません
外壁塗装が終わった直後は、
「きれいになった」
「思っていた色になった」
という仕上がりに目が向きます。
もちろん、見た目は大切です。
ただ、私たち職人がそれ以上に気にしているのが塗装するまでの工程です。
たとえば、高圧洗浄、ひび割れなどの下地補修、シーリング、ケレン、下塗り、塗料の塗布量、
工程ごとの乾燥時間。
こうした作業の多くは、完成後には見えなくなります。
だからこそ外壁塗装は、
「何を塗るのか」だけではなく「どうやって塗るのか」
まで確認することが大切です。
失敗① 金額だけを見て塗装業者を決めてしまった
外壁塗装は決して安い工事ではありません。
同じ家について複数の会社から、
A社:120万円
B社:100万円
C社:85万円
という見積もりが出れば、85万円の会社が気になるのは自然なことです。
私たちも、必要以上に高い工事を選ぶ必要はないと考えています。
ただし、ここで確認してほしいことがあります。
その3社は、本当に同じ工事を見積もっているでしょうか。
塗装面積、使用する塗料、下塗り材、シーリング、下地補修、雨樋や破風などの付帯部、
塗装工程、保証内容。
これらが違えば、金額だけを横に並べても単純には比較できません。
安いこと自体が悪いわけではありません
ここは誤解してほしくない部分です。
「安い業者=悪い業者」ではありません。
営業会社や元請会社などを複数介さず、自社で施工することで中間コストを抑えている会社もあります。
ロントも職人直営・完全自社施工という形を取っています。
そのため比較するときは、
「安いか高いか」ではなく「なぜこの金額なのか」
を見てください。
見積金額に理由があり、その内容をきちんと説明してもらえることの方が重要です。
見積もりで確認したいポイント
見積書を受け取ったら、少なくとも次の内容は確認しておきたいところです。
・塗装面積は何㎡なのか
・使用する塗料の商品名
・下塗り材は何を使うのか
・何回塗るのか
・シーリング工事は含まれているか
・下地補修はどこまで含まれているか
・付帯部はどこまで塗装するのか
・足場代や洗浄費は含まれているか
・保証内容はどうなっているか
総額だけではなく、その金額で何をしてもらえるのかまで比較してみてください。
失敗② 「良い塗料を使えば大丈夫」と思ってしまった
外壁塗装を調べると、
「シリコン」
「フッ素」
「無機」
「ラジカル制御型」
など、さまざまな塗料が出てきます。
最近は高耐久の塗料も増えています。
では、一番高性能な塗料を選べば外壁塗装は成功するのでしょうか。
私たちの答えは、
塗料だけでは決まりません。
どれだけ性能の高い塗料でも、施工方法まで自動的に良くなるわけではないからです。
塗料には決められた使い方があります
塗料にはメーカーが定めている施工条件があります。
たとえば、適切な塗布量、希釈率、乾燥時間、対応する下地、使用する下塗り材、
気温や湿度などの施工条件です。
高価な上塗り塗料を選んでも、下地との相性が悪かったり、適切な工程で施工されていなかったりすれば、
本来期待される性能を十分に発揮できない可能性があります。
だからロントでは、
「良い塗料を使うこと」より「選んだ塗料を正しく使うこと」
まで含めて考えます。
失敗③ 「3回塗りなら安心」と回数だけ
確認してしまった
一般的な外壁塗装では、
下塗り → 中塗り → 上塗り
という工程で施工することが多くあります。
そのため、
「3回塗ってくれるなら大丈夫」
と思われることがあります。
しかし、大切なのは単純な回数だけではありません。
それぞれの工程に意味があります。
特に重要なのが下塗り
下塗りには、
・外壁と上塗り塗料を密着させる
・下地への塗料の吸い込みを調整する
・傷んだ下地を整える
などの役割があります。
そして、外壁の種類や劣化状態によって必要な材料や施工方法は変わります。
そのため、
「3回塗りますか?」
だけでなく、
「この家では、なぜこの下塗り材を使うんですか?」
と聞いてみるのも一つの方法です。
理由まで説明してもらえれば、その会社がどのように建物を見ているのかも分かりやすくなります。
失敗④ 下地処理の内容を確認していなかった
今回の記事の中でも、特に知っておいてほしい部分です。
外壁塗装という名前から、
「塗る作業が一番重要」
と思われがちです。
しかし実際の現場では、塗る前に行う作業も非常に重要です。
たとえば、
・高圧洗浄
・クラック補修
・浮きや剥がれの処理
・旧塗膜の処理
・シーリング処理
・鉄部のケレン
・サビ止め
などです。
傷んだ部分をそのままにして、その上からきれいに塗装すれば、完成直後は分からないかもしれません。
だからこそ、私たちは塗装で隠れてしまう前の作業を大切にしています。
「何を塗るか」の前に「何に塗るか」
・状態の良い外壁。
・細かなひび割れが発生している外壁。
・既存塗膜が剥がれている外壁。
・表面の劣化が進んでいる外壁。
同じ塗料を使うとしても、必要な下地処理は同じではありません。
ロントでは外装劣化診断士の資格を持つスタッフが建物の状態を確認し、必要な施工方法を考えます。
塗料の商品名だけを見るのではなく、
「今の家の状態に対して何をするのか」
まで説明してくれる会社かどうか。
ここは業者選びで確認してほしいポイントの一つです。
失敗⑤ 見積書の「一式」を確認しなかった
見積書には、
「外壁塗装工事 一式」
「付帯部塗装 一式」
「補修工事 一式」
などと記載される場合があります。
一式表記そのものが悪いわけではありません。
細かな作業をまとめた方が分かりやすい場合もあります。
ただし問題なのは、
「一式」の中に何が含まれているのか分からないことです。
たとえば「付帯部塗装一式」でも、雨樋、破風、鼻隠し、軒天、水切り、シャッターボックスなど、
どこまで施工するのかは見積もりによって違います。
契約後に、
「ここも塗ってもらえると思っていた」
「そこは見積もりに含まれていません」
という認識のズレが起きないように、契約前に確認しておきましょう。
分からない見積書は質問して大丈夫です
専門用語が並んでいると、
「こんなことを聞いたら恥ずかしいかな」
と思われるかもしれません。
ですが、遠慮する必要はありません。
私たちにとって日常的に使う言葉でも、お客様にとっては初めて見る言葉であることがあります。
「これは何をする工事ですか?」
「この金額にはどこまで入っていますか?」
と聞いてみてください。
その質問に対して分かりやすく説明してもらえるかどうかも、業者選びの一つの判断材料になります。
失敗⑥ 「10年保証」など保証年数だけで
決めてしまった
外壁塗装では、
「10年保証」
「長期保証」
といった表示を見かけます。
保証制度があることは安心材料の一つです。
ただし、保証は年数だけで比べないでください。
確認したいのは、
・何が保証されるのか
・どの施工箇所が対象なのか
・どのような症状が対象になるのか
・保証対象外となる条件
・不具合が発生した場合の対応方法
です。
建物そのものの動きや既存下地など、塗装工事だけでは防ぐことのできない原因による不具合もあります。
だから、
「何年間なのか」と「何を保証するのか」
をセットで確認することが重要です。
ロントでも最長10年の保証制度を設けています。
ただ「10年だから安心してください」と伝えるのではなく、
工事内容と保証対象について説明したうえでお引き渡しを行っています。
失敗⑦ 「今すぐやらないと危険」と言われ、
焦って契約してしまった
外壁塗装のご相談で、
「すぐに塗らないとダメですか?」
と聞かれることがあります。
実際に、早めに補修した方がいい状態の建物はあります。
雨水が入り込む可能性がある場所などは、放置しない方がいい場合もあります。
ただ、
すべての家が今日明日にでも工事しなければならないわけではありません。
劣化の程度によって、
「早めに対応した方がいい」
「数年以内を目安に考えればいい」
「今すぐ塗装する必要性は低い」
など、判断は変わります。
だからこそ契約を急ぐ前に、
「なぜ今工事が必要なのか」
を説明してもらってください。
その説明に納得できてから決めても遅くありません。
見積もりを取ったからといって、契約する必要はありません
現地調査をしたから。
見積書を作ってもらったから。
何度か相談したから。
それだけで契約する必要はありません。
他社と比較していただいても構いません。
ご家族で相談してからでも構いません。
私たちは、内容を理解して納得したうえで工事を任せていただくことの方が大切だと考えています。
無料見積りだけでも大歓迎です。
外壁塗装で後悔しないための5つのチェックポイント
ここまで読むと、
「確認することが多すぎる……」
と思われるかもしれません。
すべての専門知識を覚える必要はありません。
契約前に、最低限この5つを確認してみてください。
① なぜこの塗料なのか?
「耐久性が高いから」だけではなく、自宅の外壁に適している理由を確認しましょう。
② 塗る前に何をするのか?
ひび割れやシーリング、剥がれなど、現在発生している劣化をどのように処理するのか確認します。
③ 見積もりにはどこまで含まれているのか?
外壁だけでなく、雨樋や破風などの付帯部も確認します。
④ どんな工程で施工するのか?
「3回塗ります」だけでなく、それぞれの工程について説明してもらいましょう。
⑤ 保証の対象はどこまでなのか?
保証年数だけでなく、対象となる施工箇所や症状も確認します。
この5つを質問するだけでも、金額だけで比較するより工事内容を判断しやすくなります。
私たちロントが「自分の家だと思って塗る」理由
私たち株式会社LONTが大切にしている考え方があります。
「自分の家だと思って塗る」
ということです。
自分の家だったら、
「見えなくなるところだから、このくらいでいい」
「少しくらい気になるところがあっても、そのままでいい」
とは考えないと思います。
気になる部分があれば確認する。
補修が必要なら、その理由を考える。
そして、せっかく選んだ塗料なら、その性能をできる限り活かせるよう丁寧に施工する。
一軒一軒条件の違う建物だからこそ、
自分の家だったらどうするか。
私たちは、この基準を大切にしています。
職人直営・完全自社施工だから現場まで責任を持つ
株式会社LONTは、職人直営・完全自社施工の外壁塗装専門店です。
営業だけを行い、契約後の工事をすべて別会社へ任せるという形ではありません。
・建物を見る。
・工事内容を考える。
・お客様へ説明する。
・そして実際に施工する。
この距離が近いことは、ロントの強みの一つです。
同時に、複数の中間業者を介さないことで、余分な中間マージンを抑えやすくなります。
だからこそ、
「職人直営だから、この価格。」
価格だけを安くするのではなく、必要な施工を行ったうえで適正な価格をご提案することを
大切にしています。
外壁塗装は「どの塗料を選ぶか」だけでは
決まりません
外壁塗装について調べていると、
「一番長持ちする塗料は?」
「シリコンとフッ素ならどっち?」
「外壁塗装はいくらが適正?」
といった情報がたくさん出てきます。
もちろん、それらも重要です。
ただ、私たちが現場で感じているのは、
どんな状態の家に、どんな下地処理を行い、どんな材料を、どのように施工するのか。
ここまで含めて外壁塗装だということです。
同じ塗料を使えば、どの会社でも同じ工事になるわけではありません。
見積金額や塗料の商品名だけで決めず、
「この会社なら、自分の家をどう施工するのか」
まで確認してみてください。
外壁塗装をするか決めていなくてもご相談ください
株式会社LONTでは、外壁・屋根の状態確認からお見積もりまで無料で対応しています。
「まだ塗装するか決めていない」
「他社から見積もりをもらったけれど内容がよく分からない」
「自分の家は、そもそも今塗り替える必要があるの?」
そんな段階でも大丈夫です。
まず現在の建物の状態を確認し、必要な工事とその理由をご説明します。
そのうえで、まだ塗装する必要がなければ、急いで工事する必要はありません。
大切な家の工事だからこそ、焦って決めるのではなく、納得してから決めてほしいと考えています。
無料見積りだけでも大歓迎です。
外壁や屋根について気になることがあれば、お気軽に株式会社LONTまでご相談ください。
この記事の監修
株式会社LONT(ロント)
外壁塗装・屋根塗装・防水工事などの外装工事を行う、職人直営の外壁塗装専門店です。
現地調査からご提案、施工、検査、お引き渡しまで一貫して対応しています。
代表:吉永 亮太
外装劣化診断士在籍
完全自社施工
最長10年保証
「自分の家だと思って塗る」という考えを大切に、一軒一軒の建物と向き合っています。
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岐阜県可児市|外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム全般
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株式会社ロント
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